母乳育児について

母乳1滴だけでも素晴らしいギフト


無限の可能性を持った赤ちゃんに最善のことをしてあげたい気持ちは、母親として当然の気持ちです。母乳は、太古から哺乳類が子どもへいのちを繋ぐためにずっと与えてくれた、無限の可能性を持った宝物です。
是非、母乳にこだわってほしいなあと思います。
1滴でも与えられたら、本当に素晴らしいギフトです。
ミルクを与えながら母乳を与えたい、母乳だけで育てたい、など、
一人一人のご希望に応じた対応をします。

※母子の事情で、母乳を与えられない時、与えない選択をすることもあります。それぞれの事情の中で、最善を選んだ結果ですので、私は尊重します。

母乳育児成功のために


成功の秘訣は、出産直後から赤ちゃんにおっぱいをできる限り吸ってもらうことです。
そして、いかに幸せホルモンが出る状態を作れるか、周りのサポートにも大きく影響されます。吸わせられない状況の時には最適なセルフケアの方法があります。

上手く飲ませられない


赤ちゃん、お母さん、2人が出会って初めて母乳育児です。
何人子供がいても、生まれた時が初めて。
抱っこも初めてで難しい。おっぱいはもっと難しいかもしれません。
出産で心身ともに疲れている状態の時に、
乳首が切れて痛かったり、うまく飲ませられなかったり、寝不足になってしまったり、
いろんな困難が立ちはだかります。
ミルクでも、いろいろなコツがあります。

痛くない母乳育児があります

母乳育児は、まったく痛みがなく、飲んでいるのが分からないくらいなのがうまくいっている証拠です。少しでも痛みがあるのは、おっぱいからの何らかの声と考えられます。ケアや相談をおススメします。

おっぱいのケアにも、いろいろな方法があります。
私は、痛くない乳房ケア(BSケア)を行います。
赤ちゃんの優しい吸い方のような、優しいケアですが、しっかり確実に効果があります。

おっぱいトラブルは予防できる

変化していく乳房と赤ちゃんの飲み方、セルフケアを早期に学ぶことは、メリットだらけです。

おススメは、出産後8日以内にケアを開始することです。
母乳育児を成功できる確率が上がり、その後のトラブル軽減にもつながります。

また、一旦やめた母乳を復活させたい場合も早めがいいです。
断乳に向けた準備も早めが良いです。
しかし、どうしても緊急に断乳が必要な場合はご相談ください。

トラブル時は、赤ちゃんが噛んだり、ひっぱって飲む、集中しないなどの飲み方の変化があります。痛みやしこりなどは、重症化しないためにできるだけ早めに連絡ください。

[内容はオーダーメイド。ご相談ください]

乳房ケア(BSケア
・楽しい授乳、母乳を増やす方法
・搾乳方法
・沐浴
・乳腺炎、断乳
・身体の痛みへのケア、骨盤ケア
・おむつ替え、抱っこの仕方
・ママへのリラクゼーション
・ママの食事
※出産直後からが特におススメです。