母乳を出したい

母乳って私は出るのかな?出ないのかな?
とても不安に思われる女性が多いと思います。

こんなハイテクな社会に生きて、生活も身体を使うことが少なくなっているのに!

それでも、妊娠、出産、母乳の現象はやっぱり女性の身体にリアルに起こってくる大きな大きな課題です。

余計な一言に傷ついてしまって、もう母乳とか自然の言葉を自分から封印してしまうこともあるかもしれません。

そんな、とてもとてもデリケートな問題。

自分の身体を素直に信じられない時、困ったことが会った時、いつでも、電話、メールでの相談、ご自宅への訪問依頼など、連絡してくださいね。

今日は、地元のラジオ番組「シティエム76.4 素敵になろうよ」R5.7.11に電話で出演した際のお話をお聞きください。音はかなり悪く、久々の出演で喋り方とテンションがなんか変ですが、、、
パーソナリティの小野さんの良いサポートのおかげで良いお話になっていると思います。

「安心すると母乳が出ちゃってる話」です。最初の7分は無駄話ですので端折ってお聞きください(笑)

あとは待つのみ、美味しい待つの実

ただの洒落(笑)・・・誤字!?。
松の実って、すごく滋養・滋味あふれる、妊娠中・産後のお助け食材ですがね、、、。

「待つの実」の味が、また格別でたまらない。

妊娠した時から、こころの準備、身体の準備して、整えて一進一退しながら成長していくママと家族。
そして、そのうち、肚が座って、「どこか天におまかせ」「あとは待つのみ」ってなったときにお産になる、と思う。

お産は、ほんとうに人生いろいろ、皆それぞれで山あり谷あり、その一つ一つを家族・助産師が一緒に乗り越えていく。

お産は、なかなかどうして、思い通りにはいかないもの、と思う。
「こうしたい」ってこだわりが強いほど。

まだ生まれない。そして、赤ちゃんは元気。ただ待つのみ。
ママが頑張れるように、助産師は、2つの命を守ることに集中。
そして、ママが、リラックスできるよう、産む力を発揮できるように、生める力を邪魔しないように、家族のことも感じながら、寄り添う。
ただ待つのみ。

声を出しても、わめいても、すべて順調。
赤ちゃんとママ、2つの命が少しも傷つかないように、むしろ、もっとピッカピカに輝きを増すよう、助産師は、寄り添う。

命が熱くなるのを感じながら、気持ちが昂るのを抑えながら、
待って待って、待って、待って、待って、待って

そして、にゅ~っ とぅるん、ママの胸に。
やわらかい空気の中に、静かに厳かに、赤ちゃんは生まれ、そしてママに抱かれる。

ここでも、まだ邪魔しちゃいけない。ここでも待つのみ。

赤ちゃんが生まれて、まずは、ママ、家族が十分に感じあうまで、まだまだ待とう。

それを、寄り添いながら、眺めながら、ホッとした空気を共有しながら、思い出しては幸せを感じる時がある。
それが私にとって最高に美味しい「待つの実」です。

松の実を見て、吉村医院にいた時のお産の感覚を思い出したので書きました(^▽^)/