ただの洒落(笑)・・・誤字!?。
松の実って、すごく滋養・滋味あふれる、妊娠中・産後のお助け食材ですがね、、、。
「待つの実」の味が、また格別でたまらない。
妊娠した時から、こころの準備、身体の準備して、整えて一進一退しながら成長していくママと家族。
そして、そのうち、肚が座って、「どこか天におまかせ」「あとは待つのみ」ってなったときにお産になる、と思う。
お産は、ほんとうに人生いろいろ、皆それぞれで山あり谷あり、その一つ一つを家族・助産師が一緒に乗り越えていく。
お産は、なかなかどうして、思い通りにはいかないもの、と思う。
「こうしたい」ってこだわりが強いほど。
まだ生まれない。そして、赤ちゃんは元気。ただ待つのみ。
ママが頑張れるように、助産師は、2つの命を守ることに集中。
そして、ママが、リラックスできるよう、産む力を発揮できるように、生める力を邪魔しないように、家族のことも感じながら、寄り添う。
ただ待つのみ。
声を出しても、わめいても、すべて順調。
赤ちゃんとママ、2つの命が少しも傷つかないように、むしろ、もっとピッカピカに輝きを増すよう、助産師は、寄り添う。
命が熱くなるのを感じながら、気持ちが昂るのを抑えながら、
待って待って、待って、待って、待って、待って
そして、にゅ~っ とぅるん、ママの胸に。
やわらかい空気の中に、静かに厳かに、赤ちゃんは生まれ、そしてママに抱かれる。
ここでも、まだ邪魔しちゃいけない。ここでも待つのみ。
赤ちゃんが生まれて、まずは、ママ、家族が十分に感じあうまで、まだまだ待とう。
それを、寄り添いながら、眺めながら、ホッとした空気を共有しながら、思い出しては幸せを感じる時がある。
それが私にとって最高に美味しい「待つの実」です。
松の実を見て、吉村医院にいた時のお産の感覚を思い出したので書きました(^▽^)/